9月になりました。今年の夏はとても暑い夏となり、夏バテ症状がでている方も多いのではないでしょうか。
今年は台風がいくつも上陸し、天候不良、気圧の変化も大きく、身体的にも精神的にも疲れが出やすくなっていませんか。
夏の疲れは早めにメンテナンスしていきましょう。
秋の身体作り
夏に脾胃の機能が落ちてしまうと、秋以降に肺の症状(風邪を引きやすい等)が出やすくなると言われています。
胃腸の調子が気になる方は早めのケアをおすすめいたします。
旬のものを食べる
秋は食欲の秋といわれ、美味しいものもたくさん出てきます。旬のものをその季節に食べることが大切と言われます。
秋と言えば、サンマ(*^_^*)が美味しいですね。
サンマのような青魚にはEPAやDHAが含まれています。EPAにはn-3系という脂肪酸が含まれていて、血栓ができにくい、血中脂質を低下させる効果もあると言われいます。
サンマに大根おろしやスダチをかけて、、、
大根は消化酵素を含んでいて、消化を助け、胃もたれを解消してくれます。大根おろしの辛みも消化を促進してくれるようです。香りのよい柑橘類は気の流れをよくしてくれるので、とても素敵な組み合わせだと思います。
東洋医学では
東洋医学では五行論という考え方があります。自然界や人の身体を五種類(木・火・土・金・水)に分類して、それぞれの関係を考えていきます。
季節に伴って、自然には変化があり、五行論では五季(春・夏・長夏・秋・冬)に分けられます。
五季の中で秋は、自然界では金、人の身体では肺にあたります。秋は燥邪に注意が必要です。燥邪は自然界から身体に入ってくる邪気「六淫」の一つです。
これからの季節、空気も乾燥してきて、津液を消耗させて、皮膚を乾燥させます。身体の外側はもちろん、内側の表面部分(鼻や口)にも入りこんで、肺の症状(咳や胸痛みなど)があらわれることもあります。
また、肺と大腸な東洋医学では表裏の関係があります。肺の乾燥は大腸にも影響を及ぼし、便秘を引き起こすこともあります。
身体のメンテナンス
旬のものを食べて、身体の中から整えていきましょう。
乾燥していきがちなこれからの季節、潤いを保てるようなケアをしていきましょう。また夏の疲れの解消や秋に向けての胃腸のケアも大切です。
慈光堂では、リフレクソロジーやオイルマッサージのコースもご用意しております。またお灸を中心に温活で胃腸の働きを整えるお手伝いをしていきます。
リフレクソロジーとお灸のケアなど、カスタマイズいたしますので、施術内容についてご相談ください。