夏バテ対策

 

8月に入りました。毎日暑い日が続いています。最近は室内の冷房も強めになっていて、外気温と室内の冷房による気温の変化に身体がついていけないというお声を良く聞きます。暑さで冷たいものがついつい欲しくなるので、胃腸の調子がいまいちという方も多いようです

汗をかくことによる体温調節

体温を一定に保つ為に働いてくれるのが自律神経です。自律神経の働きによって汗が出て、体温を調節してくれています。身体が熱くなり、汗をかいて体温を下げようと感じると自律神経の交感神経が働き、末端からアセチルコリンという神経伝達物質が分泌されます。これが汗腺受容体に伝わり、血管から血漿が取り出され、それが汗となって皮膚から出てきます。

東洋医学では、発汗や皮膚の開闔(開けたり閉めたり)に関わりがあるのは「肺」です。「肺」は衛気(人の免疫機能をになうといわれています)を体表に散布する作用があります。衛気は汗孔の開閉のコントロールをしてくれていると言われています。その為、「肺」の作用が上手く働かないと、衛気が上手く拡散しない為、汗孔が上手く開かずに、汗が出にくい状態になります。

暑いところから急に冷えた室内に入ったり、気温差が大きすぎると体温調整が上手くできず、自律神経のバランスも乱れやすくなります。自律神経の乱れは、汗をかきにくい身体につながるおそれもあります。自律神経や「肺」の作用を整えて、汗をかくことのできる身体、体温調節ができる身体つくりをしていきましょう。

胃腸の不調

 

気温が暑いとついつい冷たいものを一気に飲んだり、喉ごしのよい冷たいものを積極的に取りたくなります。いきなり、胃腸に冷たいものが入ってくると、胃腸が冷え、様々な身体の不調が出てきます。今の夏の時期に胃腸を冷やし過ぎると、秋になって身体のだるさや不調が出やすくなってしまうので気をつけましょう。

冷たいのもばかりでなく、温かいものや、常温のものも時々身体に入れてあげましょう。冷や奴やそうめん、ひやむぎなど、喉ごしのよいものが、この時期好まれますが、身体を温める食材である生姜や紫蘇を付け合わせや薬味でつかって、一緒に食べると和らぎます。

 

また、旬の食べ物で身体のほてりを解消しましょう。東洋医学では夏は苦味のあるものを適度に取ると良いと言われています。ゴーヤやミョウガなどの食材を取ったり、オクラやトマト、キュウリ、スイカなどは、身体のほてりを冷ますとともに、水分やミネラルも補ってくれます。

最近、自分で野菜つくりを楽しんでいる方が周りに増えていて、お裾分けをいただく事も。とりたての旬のものを食べると身体も喜んでいる感じがします。

 

それでも胃腸が冷えたり、体温調節がなかなか上手くいかないと言う方は、お灸や足浴などでお腹や足を温めて、身体の巡りをよくしてあげましょう。「肺」のツボは腕の内側、親指から肩にかけてのラインに並んでいます。胃腸のツボはお腹や足のすねの少し外側に並んでいます。ツボ押しやマッサージなど身体の外からもケアしてあげましょう。

身体の中からも外からも身体のケアをしながら、夏を乗り気ましょう。

 

 

セルフケアのお灸やツボのご相談も、ご来院の際にお気軽にお声かけください。

 


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