春こそ眼のケア
東洋医学では春は、、
東洋医学では五行説とういう考え方があります。日常の生活や生産活動の中から、必要なものとして木・火・土・金水の5種類があるとしました。
それぞれ、季節との関係もあり、春は木の特性に分類されます。木は成長とか、のびのびとした姿をあらわし上に伸びていくイメージです。
人の身体もこの5つに分類されています。五臓(肝・心・脾・肺・腎)に分類され、五臓の病気が現れる部位として五官というものがあります。
五行でいう木は季節は春、五臓では肝、その病気が現れる部位の五官は目です。
眼の疲れ
最近、電車に乗って、なんとなく周りの様子をみていると、座っている人も多くの方が、スマホを片手に首を少し前に傾け、一生懸命小さな画面をみている姿をよく見ます。
そういう私も移動中はスマホを見る時間がかなり長いです。以前よりも目を酷使する機会が多くなってきています。IT眼症やスマホ老眼という言葉もよく聞くようになってきました。
目の疲れはひどくなってくると頭痛や、首肩こり、自律神経のバランスも崩しがちです。ひどくなる前に目の疲れを解消していきましょう
眼の疲れにお灸
眼の周りの筋肉を温めて、血流の循環をよくすることで、眼の動きや調整を司っている筋肉をゆるめ、疲れをとるお手伝いをしていきます。
もちろん直接、お灸をするわけではありません。眼の周りにあるツボを刺激していきます。また気持ちよい温熱刺激はリラックス効果もありますので、眼の疲れによる首や肩のこり、頭痛にも効果が期待できます。
眼の疲れが慢性化してくると、一晩休息しても解消されない眼精疲労にもつながってしまいます。眼が疲れたら、早めの手当をしていきましょう。
眼の疲れに効果のあるツボ
眼の周りにあるツボには太陽・攅竹・目窓・魚腰など、、たくさんのツボがあります。また眼は五臓では肝と関係あるので、肝に関係ある経絡上にあるツボや肝に関係のある背中のツボなど、東洋医学的な観点からツボを選んでいきます。
また眼が疲れると首や肩もこりやすく、あたまの後ろ側が痛くなるもとも多いと思います。関係の深い筋肉や神経上にあるツボを刺激していくことも疲れ目に付随して起こる症状に効果的です。
眼の疲れといっても、全身の治療が効果的です。Jikoudo(慈光堂)では、はりきゅう全身コースで鍼・お灸・マッサージを組み合わせて全身にアプローチしながら、眼の症状を治療していきます。