11月の養生

今年の秋は、天候も不安定で、日本各地で被災されている地域も多く、心よりお見舞い申しあげます。

本来であれば、この時期は一番気候も安定していて、食欲の秋、果物を始め、美味しい食材が豊かなこの時期のはず。

11月からは少し秋らしい気候が続くことを願っております。

養生で、体調不良を予防しましょう

養生とは、食事や運動、セルフ灸、ツボをおす、セルフマッサージなど、生活の中で自分でできる健康法です。

日本には江戸時代に『養生訓』というものを、貝原益軒さんが記しています。その中では、栄養、休息、運動を過不足なく生活するのがよく、飲食も取り過ぎすぎないのが良いと書かれています。そのほか生活の中での心がけが様々、書かれていますが、それらを心がけることは、現在の健康増進や未病の為の方法として言われていることと、とても通じている内容だと思います。

 

食養生で美味しく、健康に

東洋医学では、五味や五性という言葉があります。

「五味」とは、人が感じられる5つの味で、酸(酸っぱみ)、苦(苦み)、甘(甘み)、辛(辛み)、鹹(塩辛さ)のことです。これはそれぞれ、五臓(肝・心・脾・肺・腎)に作用して栄養すると考えられています。取り過ぎでも足りなくても、その臓に影響があると考えます。

「五性」とは、食材によって、身体を温める物、冷やすものがあり、やはり5つに分類しています。温める作用が強いものから、熱性、温性、平性、涼性、寒性となり、平性が比較的身体に影響が少なく、体質や時期を選ばす、取り入れやすいものと考えます。身体が冷えている時は、温める食材を取り入れ、逆に、熱がたまっている時は、冷やす食べ物をとるといった具合に食材の性質を知って、上手に取り入れていくことで、養生していきます。

この時期に旬のものを見てみると、

サツマイモは五味は「甘」・五性は「平性」、

カボチャは五味は「甘」・五性は「温性」、

栗は五味は「甘」・五性は「温性」、

柿の実は五味は「甘」・五性は「涼性」、

ぶどうは五味は「甘酸」・五性は「平性」などです。

食材の性質を知って、身体にバランス良く取ることで、養生していけるとよいと思います。

ツボ押しやお灸で、養生

自分でできる養生の一つにツボ押しもあります。例えば、美味しい食材も多く、ついつい食べ過ぎてしまって、胃もたれする、胸焼けするといった時には、「足三里」というツボを優しく押して見ましょう。

足三里の場所は、膝のお皿(膝蓋骨)のすぐ外側にある凹みから、自分の手の指を揃えて人差し指から小指までの幅分、下がったところで、太い骨の横にある筋肉(前脛骨筋)の上にあります。触ってみて、気持ちいい、とか、少し痛みを感じるところを押してみてください。

ツボ押しと共にお灸もおすすめです。台座灸は自宅でも自分で比較的簡単に行えるお灸です。慈光堂では、ツボの場所がいまいちわからない、お灸のやり方がわからない、と言う方に、お灸教室も行っておりますので、お気軽にご参加ください。また、はりきゅうコースでは、症状にあわせた、ツボのご紹介もいたしますので、ご相談ください。


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