12月の養生

 

今年もあと1ヶ月。今年は新しい令和の時代に入り、いろいろな事がありました。雨の日も多く、すっきりしない天候が続き湿気も多い感じがしていましたが、季節が進むと一気に寒くなり、空気の乾燥してきました。新しい年を迎えるにあたり、身体の調子も整えてきましょう。

津液の働きを整えましょう

東洋医学では、健康には身体を構成するもののバランスが大切とかんがえます。

身体を構成している大切な基本要素に「気」「津液」「血」の三つの基本要素があります。この基本要素のバランスは良い状態が健康と考えます。

その中の「津液」とは、身体の中にある水液の総称で、血液以外のすべての体液のことをいいます。五臓の中の脾の機能によって、飲食物の中の水分を体内に吸収することで「津液」は生成されます。そして、「津液」の代謝には、五臓の中の、「脾」「肺」「腎」の3つがより深く関係しています。

津液の作用とは、潤いを身体にあたえること。身体の表面に送られた津液は皮毛や髪を潤し、関節などを滑らかにしてくれると考えられています。

この津液は足りなくなったり、流れが悪くなると身体に不調の症状が現れます。

◎津液が足りなくなると

「津液」が足りなくなる原因としては、飲食物から津液はできるので、飲食物が足りていないと、「津液」も足りなくなります。また激しい運動をしたり、下痢を何度もしたりすると、「津液」が外に出て行ってしまい、足りなくなります。また熱などで体温が高くなりすぎた時も「津液」が損傷すると言われています。

「津液」が足りなくなるとみられる症状としては、口や喉が渇く、皮膚や髪が乾燥する、乾燥便になったり尿量が減るなどがみられます。

◎津液の流れが悪くなると

「津液」の流れが停滞すると、本来の津液の役割が発揮できずに、身体の中で要らない物になります。それらは「痰湿」と呼ばれます。

「痰湿」のできる原因としては、「津液」を身体中に流してくれている脾・肺・腎の機能が低下して、代謝が上手くいかないこと。不摂生な食事や過度の飲酒などで体内に停滞しやすい「津液」が増えたり、運動不足によって、代謝が落ちることでも、「津液」の流れが悪くなります。

「津液」が停滞すると、停滞する場所によっても症状が様々ですが、めまいや、頭痛、食欲不振、皮膚疾患、浮腫や関節痛など、全身に様々な症状で現れます。比較的慢性化しやすい傾向があります。

年末に向けて、忘年会などのイベントが増えたり、仕事も忙しくなって、規則正しい生活を送るのが難しい時期ではありますが、食事や運動、睡眠、お部屋の環境(適度な湿度など)などに気をつけて、津液のバランスを整え、体調を整えていきましょう。

慈光堂でも、鍼灸やマッサージで全身の代謝をあげて、「津液」の流れを良くしていくお手伝いをしていきます。

院内の加湿器もクリスマス仕様でお待ちしております。


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