3月 春の養生

気温も温かくなってきて、春を感じる様になってきました。

外を歩くと、庭先に梅の花が咲き、青空が透けてみえるととてもきれいで、思わず立ち止まって見上げて深呼吸したくなります。

温かいと思ったら、急に寒い日もあり、三寒四温、身体のリズムも整えるのが難しい時期でもあります。

気温の変化に気をつけながら、過ごしていきましょう。

春は「発陳」(はっちん)

中医学では春を「発陳」といいます。天地間の全てのものに新しい生気が発生する季節で、あらゆる万物が芽吹き、成長を始める季節と考えられています。

人も大自然の中で生活する生き物なので、人の日常でもこの流れを大切にして過ごすとよいと言われています。

「黄帝内経」にはこの時期の過ごし方についてのヒントが書かれています。

春は発生の季節。万物が芽生えて、天と地の間にエネルギーが満ちあふれている。

日が暮れたらすぐに寝て、朝は早く起きて、新鮮な空気を吸って、ゆったりと散歩して、髪の毛をときほぐして、服装も緩やかにして

身体をゆったりと緩めて動かすのが良い。

何かやろうとする意欲を芽生えさせてくれる季節、それを伸ばすことをすることは良いが、制限するようなことは、あまりよろしくない。

生命力の保持増強に役に立つと思われるものは、どんどん行っていくのがよい。

人に対しても、労をねぎらってあげるのは良いが、邪魔したり、制限したりすることのないように心がけると良い。

そういう過ごし方が春気を受け止める身体のありかたで、益々良い春気が発生するのを助けてくれる方法である。

つまり、、、

春はのびのびと過ごす事が大切。

早寝、早起き、ゆったりとした格好で、朝の新鮮な空気を吸いながらお散歩してみると、やる気がわいてくるかもしれません。

肝の働きを元気に

春は「肝」の季節です。肝の機能は大きく2つあります

◎疏泄作用(そせつさよう)

肝は気や血、津液を体中に行き渡らせる流れをコントロールしています。これが上手く働かないと、浮腫んだり、イライラするといった情緒が不安定になったり、胃腸の消化が上手くいかなくなったりします。

◎蔵血作用(ぞうけつさよう)

肝は血を貯える働きをしています。全身の細胞や器官に栄養を与えてくれるのが血です。肝に貯えられている血が不足してしまうと、目が疲れたり、筋肉がひきつれたり、眠れなかったりという症状が出やすくなります。女性の場合は生理不順などの月経の不調になることもあります。

 

春は肝が働く季節なので、肝の働きを落とさないようにしていきましょう。

セルフケアのツボ

お灸やツボ押しなど、自宅でできる日々のセルフケアも大切です。

ストレスが溜まりやすい

イライラして怒りやすい

喉につかえたような感じがする

こんな時には

 【 太衝 】

(たいしょう) 

足の親指と人差し指の間を指先から足首の方に向かって擦り上げて行くと、指が骨にぶつかるところ

 

 

【 間使 】 

(かんし)  

手首の内側の横しわの中央から、肘の方にむかって指4本分上がったところで、前腕(肘から下の腕)にある2本の腱も真ん中。2本の腱を探すには手をグーにすると腱が見つけやすいです。

 

 


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