少しづつ秋の養生

9月に入ります。まだまだ暑い日が続いています。今年はマスクを着用して過ごす夏。あまり経験のない夏となりました。9月から少しずつ秋に向かっていきます。東洋医学では、秋は「肺」の季節です。東洋医学の五行論という考え方では四季(春・夏・長夏・秋・冬)がそれぞれ五臓(肝・心・脾・肺・腎)と関わりがあると考えます。秋になると、空気が少しづつ乾燥してきます。乾燥に弱い肺は、これからの季節、特に養生していく必要があります。

 

夏のうちに秋に備える

夏に身体を休め、脾胃の機能を落とさないことが、秋の体調に影響をあたえるという考え方があります。

脾胃の働きが、肺の機能を上手く働くように補助しているという考え方から、夏に脾胃の力を落とさないようにすることで、秋の体調不良を予防していきましょう。

日本には夏休みという習慣があり、暑い夏の季節は学校は夏休み、仕事もお盆休みという感じで、夏は休むという環境があります。お仕事によっては、夏の休みなんて関係ないという方も多いとは思いますが。。。今年は夏休みも短縮され、なんとなくあっという間に9月になってしまったという方も多いと思います。今のうちに、脾胃のケアをして、秋を健康に過ごしていきましょう。

おすすめのツボ

★ 呼吸を楽にしてリラックスしましょう(*^_^*)

「中府」(ちゅうふ):腕を前にあげ、鎖骨を外側にたどっていくと凹みができます。その凹みから親指1本分下にさがったところです。そこを中心に掌で温めてあげましょう(蒸しタオルなどで温めてあげるものお勧めです)

呼吸を楽にしてくれたり、肩こりや腕の痛みにもお勧めのツボです。

 

★ 胃腸の調子を整えましょう

「天枢」(てんすう):おへその高さで、おへそから外側に指3本分のところにあります。ここも先ほどの「中府」とセットで温めてあげましょう。

便秘や下痢、浮腫や月経異常にもお勧めのツボです。

お灸でセルフケア

慈光堂では、セルフケアとしてお灸をお勧めしています。施術後に、お身体の状態に合わせたお勧めのツボのご案内もさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください。

 

 


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